月間AMJ2017年1月号に2017年 年頭所感が掲載されまし た! |
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02日 1月 2017
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有光工業株式会社 代表取締役社長 有光 幸紀
低コスト農業、作業の軽減化を図る新商品に全力
昨年当社では従来から携わっております稲作市場農家以外に畑作・施設園芸・花卉園芸市場への開拓強化や細霧を利用した環境管理システムの提案を行い、農薬使用量の低減や防除作業の軽減、省エネ商品を提案し、用途開発を行い新市場開拓と新商品開発に取り組んで参りました。 また、施設園芸農家への訪問から困り事作業の調査・分析など、顧客視点に立った需要を創造するための行動をとる必要があると考えております。また農家戸数の減少と就業者の高齢化による労働力不足は深刻で、日本農業が持続性を確保するためには、農産物の品質向上と生産コスト削減が不可欠であり、農業機械のロボット化への期待が高まっている中、当社としては施設園芸市場向けの自走式農薬散布ロボットの開発に取り組んで参ります。 施設園芸関連では、農薬被爆の問題や農作業のコストダウンが注目されています。当社ではそれら関連商品と致しまして、電圧切替式の静電ノズルや静電ノズル付オートランナー、ハウススプレー等を重点品目として取組み、大きく伸ばすことができました。また、昨年度より発足しました施設畑作推進部は、地区と作物を絞り集中的に実演を行い、その結果、露地野菜向けとして運搬車に取り付ける静電ノズル付きブームのハイクロブームスプレイヤーを拡販することができました。今後も低コスト農業、作業の軽減化を図る新商品の開発に全力で取り組む所存でございます。
当社は平成28年9月に創業93周年を迎えることが出来ました。今後も、さらに全社員一丸となり、頑張って参る所存です。一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 |